地域活性の手段

成功しなければ人口は増えない

最初に説明しましたが、観光地化の発展は「観光産業の活性化」から始まり「周辺産業の活性化」に繋がり、最後の最後で「雇用の増加」「人口の増加」に繋がります。
要するに、過疎と戦う地方の村にとって最大の利益である雇用、人口増加を得るのは、観光地化の最終段階まで至らなければならないということです。
さらに言うなら「観光地化に成功しなければ人口増加などのメリットは全く得られない」ということです。

ちょっと意外ですよね?

最も手軽に地域活性化を得られる観光産業ですが、実際地域に根付く利益に至るにはかなりの道のりが必要になるのです。
初期投資の成果が得られるまでは息の長い戦いが必要になることでしょう。

もちろん、どのみち雇用増大が叶わなければ過疎化は進む一方です。
観光地化という賭けに出るのも一つですが、インフラ整備や行政サービスの充実など、もっと堅実な方法もあるかもしれません。

地域活性をつなぎとめる住みよい地域を

観光で得られる雇用増大や人口増加の利益は、ある意味一時的なものです。
これらの利益を維持するには、これまでの地域住人とこれからやってくる新規住人を繋ぎとめる策が必要になります。

要するに「移り住んだはいいけれど行政サービスや交通やネットのインフラ整備が不十分でずっとは住んでいられない。」と思われたらアウトということです。

観光産業に成功すると観光客にだけ目が行きがちですが、せっかく舞い込んだチャンスなのです。
やってきた地域に根付く人たちを手放さないために、行政サービスやインフラの整備、交通の充実など、住みよい地域づくりを忘れてはなりません。

それを怠れば、やってくるのは緩やかな衰退。
最終的に過疎地域に逆戻りするというオチになりかねません。