変化する地域と人たち

観光地化のための大きな初期投資

地域を観光地とすれば何が起きるのでしょうか?
そこには地域そのものの大きな変化があります。
まず、観光地を作る上でのインフラ整備などを元にした土地開発が必要です。
駐車場にしても道路整備にしても店舗誘致にしても、観光地化に初期投資は必須です。
もちろん、土地を買い取るなどの必要性が出れば、土地を売る売らないのトラブルも出てきます。

観光客は純粋な観光名所だけではなく「行きやすい」「サービスがいい」などの良し悪しも判断します。
その評価はネットに乗って全世界に口コミというかたちで発信されます。
整備のままならない観光地はむしろ地域の評判を落とす結果になるので、初期投資を出し惜しむことはできません。
かなりの費用にはなりますが、避けられない出費でもあります。

地域の変化によるマナーの衝突

観光地化が進めば人が集まってきます。
これはあくまで観光客という一時的な来客であり、地域に根付く人々ではありません。
そういう側面があるからこそ、マナーの伴わない観光客も多く現れます。
ゴミ問題や横柄な客、さらにはマナーどころか言語も食い違う外国人が訪れる可能性も十分にありえます。
地元の住人にとってはこれは大きなストレスになることもあります。

逆に、今までクローズアップされなかった地元のマナーの悪い住人もあぶり出されることでしょう。
交通ルールを守らない歩行者から始まり普段着がカジュアルすぎて見苦しい人がいたり、店での地元客のマナーの悪さも目に付くことでしょう。
観光客だけではありません。
観光地化は地元住民の質も試されるのです。